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エンセン井上・天突頑丈公開練習 エンセン井上「私から殴りにいく!」

0420_1.jpg4月20日、埼玉県のPUREBRED大宮にて、アンズ・"ノトリアス"・ナンセン(ETK)と対戦するエンセン井上と、中村大介(U-FILE CAMP.com)と対戦が決定している天突頑丈の公開練習&囲み取材が行なわれた。

5分間、サンドバッグにパンチと蹴りで打ち込んだ。練習後のコメントは以下の通り。

Q:練習内容を教えてください。
まんべんなく、総合の練習をしている日々です。試合はどうなるかは分かりませんが、下手くそなりに反応して闘いたいです。

Q:対戦相手の印象は?
中村選手は、すごく有名で経験豊かで、打撃も総合もできて、動きも速いというイメージです。でも下手くそなりに闘いたい。所英男選手との試合はすごいなと思いました。
自分としては、下手くそなりに、お客さんに伝わるような試合をしたい。

0420_2.jpgQ:リングネームの由来は?
リングネームですか? 自分としてはシャドーをしていただけなのですが、見ている人が天に向かってパンチを打っているように見えたのかもしれません。ジムの先輩の野中公人さんが付けてくれました。

Q:日本武道館で試合することについて、どう思いますか?
自分みたいな人間が日本武道館という大きな会場で試合をさせてもらえることに感謝の気持ちでいっぱいです。修斗の同じ階級の選手たちがいろいろなリングで活躍しているので、自分の刺激になっています。

Q:吉田秀彦選手の引退興行で試合をすることについては?
自分の吉田秀彦選手の印象は、大変おこがましいのですが、アグレッシブなファイター。ヴァンダレイ・シウバとあそこまで打ち合う姿には感動しました。そんな吉田さんと同じリングで試合をできることになって光栄です。恥じないような試合をしたいです


0420_3.jpg続いて、イーゲン井上の持つミットに3分間パンチを入れて、体の仕上がりをアピール。練習後の囲み取材でのコメントは以下の通り。

Q:体の仕上がりはどうですか?
すごくベストな状態です。スタミナも心配ない。練習はすごく順調にいきました。唯一の不安材料は6年ぶりのリングだということだけ。でも、リングに上がれば気持ちを切り換えられると思う。

Q:減量は順調ですか?
一日3回のハードトレーニングで体重は13kg落ちた。筋肉も少し落ちてしまったけど、パワーは落ちていないので大丈夫です。ハードなトレーニングを始めるにあたって、酸素カプセルを購入したのですが、こんなに良いものだとは思わなかった。酸素カプセルがなかったら、体調を崩したかもしれないし、トレーニングの量を減らさなければいけなかった。25日は死ぬ覚悟で試合をしようと思っています。死ぬほどパーティします。

0420_4.jpgQ:対戦相手のアンズ・"ノトリアス"・ナンセン選手の印象は?
アンズ選手はパンチの回転も速いし、キックのセンスもある素晴らしいファイター。

Q:当日の試合展開は?
試合は殴り合いになるかもしれないし、寝技になるかもしれない。テイクダウンを奪ってマウントパンチを狙うかもしれないし、関節にいくかもしれない。でも、これだけはいえる。私から殴りにいくと。今回の勝負は勝ち負けも大事だけど、自分の「こころ」を100%出せれば、私の勝ちだと思っている。これだけハードなトレーニングを積んだから半分くらいは、すでに私の勝ち。私に26日はない。なぜなら、今はアンズ選手しか見えていないから。

Q:6年ぶりに試合することについて、今の気持ちは?
今回の試合は、神様が導いたテストだと思っている。実は2月に私のおばあちゃんが亡くなった。ハワイで24日、日本の25日がお葬式なんです。こういうのも運命と感じています。5週間、いろいろなことを我慢してきた。それを試合で出します。私がまた試合できるのは、9000人のファンたちの署名活動のおかげ。そういう人たちの感謝のためにも良い試合をしたいですね」
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