4月7日、都内にあるJ-ROCK work out studioにて、DHC presents 吉田秀彦引退興行～ASTRA～に関する記者会見が開かれた。会見では、まずメインイベントで吉田秀彦（吉田道場）と対戦する中村和裕（吉田道場）が公開練習と囲み会見に臨んだ。中村は５分２Rのパンチミットを披露し、記者団の質問に近況を語った。
Q:体調は？
中村「コンディションはばっちりです。いつも通りの練習をしようと思っていますが、いつも以上に気合いが入ってます」
Q：今回は師弟対決ということで、周囲の反応も今までとは違うのでは？
中村「見たかったという人もいれば、見たくなかったという人もいますね。道場内では複雑な思いの人もいるようですが、吉田さんと自分しか分からない歴史というものもありますから」
Q：今までの試合とは心構えも違いますか？
中村「やっぱり違いますね。久々の試合なので、パンチの練習を多めにやってます」
Q：試合間隔が空きましたが？
中村「いつも以上に良いくらいの状態なので問題ないです」
Q：吉田選手は最後の試合なので道着を着て試合をします。寝技のスパーリングで相手に道着を着せたりの練習は？
中村「まだ2回ですけど、やってます」
Q：吉田選手が道着を着ることで、やはり有利になる？
中村「実戦でどうなるかですね。やってみないことには」
Q：相手が道着着用するのは、初めてですよね？
中村「初めてです。多少の戸惑いはあります」
Q：記者会見では、今日から吉田選手と口をきかないと言ってましたが。
中村「聞いてないし、会ってもいないです」
Q：敵としてみていますか
中村「敵です。殴って殴って殴り倒します」
Q：記者会見では、ひじょうに複雑な表情でしたが。
中村「吉田さんと自分が歩んできた道は二人にしか分からない。みなさんが知っているような関係だけではない、二人にしか分からないこと。ですから、しっかり倒します」
Q：一本勝ちではなくKO勝ちを狙いますか？
中村「希望としてはKOですね。負けはありえない。今まで名前がある相手に勝っても評価されなかったけれども、今回名前を上げたい」
Q：最終調整は？
中村「しっかり倒すイメージができています」
Q：警戒する部分は？
「力が強いことと、右のクロスが変則で入ってくるので注意したい。練習よりも本番で実力を出す人ですから」
Q：引退興行ということで、吉田選手の声援も多いと思いますが。
中村「ここ数年は吉田道場を自分が引っ張ってきたという自負があるので、あまり意識しない」
Q：当日は引退セレモニーも予定されていると思いますが。
中村「できないんじゃないですか。自分がヒール（悪役）？ なんぼのもんじゃいって言いたい」
