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エンセン井上 の6年ぶりの復帰戦が決定!

0316-1.jpg3月16日(火)、都内のホテルにて4・25吉田秀彦引退興行~ASTRA~の記者会見が開かれ、新たな対戦カードが発表された。
会見では最初に國保尊弘J-ROCK代表取締役が登壇し、今大会に初代修斗世界ヘビー級王者のエンセン井上(PUREBRED)が参戦することを発表した。
会見には出場が決まったエンセン井上だけでなく、吉田秀彦(吉田道場)も出席。國保代表はエンセン井上の出場が決まった経緯について、「今大会が決まった時点で、一番最初に声をかけた選手」と語った。

吉田秀彦と同世代であるエンセン井上には、「今後の格闘技界の発展のためにも、元気がない今の世の中に大和魂をもって勇気と感動、夢を与えてほしいという願いもあります」と付け加え、そのエンセンの対戦相手がアンズ・"ノトリアス"・ナンセン(ニュージーランド/ETK)に決まったことを発表。
アンズは昨年9月に柔道から総合格闘技に転向した泉浩と対戦し、見事な1RKO勝利を飾っている。エンセンに出場について國保代表は「今回のオファーを受けてくれて、非常に嬉しいです。待ち遠しく思っているファンの方も多いと思います。
ファンのみなさんは、エンセン選手の大和魂をしっかり心に焼きつけてほしいですね」と語り、会見に同席した吉田秀彦は「同世代として、非常に嬉しく思います。エンセンの試合は自分が総合を始める前から何度か観に行きましたが、非常にに興奮したことが印象に残っています。
二人とも40歳を過ぎていますが、バチバチの殴り合いをして会場を盛り上げたいと思います」と同世代の選手が自分の引退興行に参戦してくれることを手放しで喜んだ。

0316-2.jpg今回正式に出場が決定したエンセンは「自分は格闘技を始める前から、オリンピックで吉田さんの活躍を見てファンになったくらいです。
総合に転向することになって、大丈夫かなと思ったこともあったけれど、ヴァンダレイ・シウバと殴り合っている姿にはスゴイと思いました。
個人的には吉田さんの引退興行のリングに上がれることは、非常に嬉しい。6年ぶりということで、どんな体でどんな動きができるのか分からないけれども、それでもいいと思っている。
寝技に持ち込めば有利かもしれないけど、自分の中で勝ち負けというのは結果ではなく、魂の勝ち負けのほうが深いと思ってる。お互い殺しにいくという同じ気持ちだから楽しみ」と発言。

また、この日の会見で國保代表から瀧本誠(吉田道場)の出場見送り、引退も発表された。
國保代表は会見に出席した吉田の対戦相手について「もう少しだけ時間をください。新たに「戦いたい」と言ってきている選手もいるので、3・22DREAM明けには発表したいです」とコメント。
~以下は、記者会見における質疑応答とエンセン井上と國保代表の囲み取材の内容。

・このタイミングで復帰しようと思った理由は?
エンセン:オファーを受けて5週間しかトレーニングできないと思ったけれども、いろいろあった後で多くの人の私に対する態度が変わっていた。
背を向けていく人もたくさんいたが、國保さんはまったく前と変わらない付き合いをしてくれた。感謝の気持ちもある。今私が日本にいられるのは、たくさんのファンのおかげ。魂と心は100%準備できています。
・今後も総合格闘技に継続参戦していくのですか?
エンセン:エンセンは4月25日で終わるかもしれない。
・オファーを受けた時、吉田選手と戦いたいとは思わなかった?
エンセン:お互いに似ているところがある二人だから殴りあえる。やれと言われれば、やりたい相手です(笑)。
・まだ対戦相手が決まっていませんが、今はどのような気持ちで練習しているのですか?吉田:対戦相手は早く決まったほうがいいと思いますが、どんな相手になってもいいように自分を追い込む練習をしています。
・瀧本選手の引退については?
吉田:瀧本が自分で決めたことですから。引退というのはいつか訪れると思うし、仕方ないことだと思います。
0316-3.jpg~エンセン井上囲み取材
「(アンズは)キックボクシングが強い選手。パンチも重いし、キックボクシングでは、あいつのほうが上。
アンズのトレーナーのジェイソン・サティとは友達だし、仲良いけど、サティがGOサインを出したのだから、こっちもいくしかない。
この6年間の間も総合の練習はしていた。太りたくないから走ったりもしていたね。試合が決まって渡辺ジムに行き始めたら、いろいろ昔のことを思い出してきた。
人生というのはいつでも準備できるものじゃない」

~対戦相手のアンズ・"ノトリアス"・ナンセンが主催者を通じて以下のようにコメント。
「アンズです! また、日本に行くことが実現して、そしてASTRAに出場することができて、うれしく思っています。相手がエンセンと聞いてマジでビビリました。
なぜなら、俺の師匠ジェイソンはエンセンの親友です。エンセンの武勇伝をたくさん聞かされています。エンセンの試合は昔から俺の憧れでした。男気があって、すごい尊敬しています。
でも、町でどんな奴にあっても、やらなきゃいけないときは全力でぶつかります。それが相手へのリスペクトだから。
そして今回は、師匠のジェイソンが『いけ』とGOサインを出してますので、負けられません。
まだ寝技は子供レベルだと思うけど、エンセンと魂の殴り合いができると思うと、今から興奮してます。ガッチガッチいきます。応援してください!
エンセン、思いっきり殴り合いましょう。よろしくです!」

0316-4.jpg~國保代表囲み取材
「瀧本は致命的なケガとかで引退するわけではありません。モチベーションを上げられないということで悩んではいました。
今年に入ってから引退を決意したようです所属はJ-ROCKのままで、吉田道場の指導員としてだけではなく、幅広く活動していくことでしょう。
具体的に何か決まっているわけではなく、総合格闘技をやめて何が残るかといったら柔道しかないということです。ASTRAに関しては本戦7~8試合になる予定です。
ライト(70kg級)、ウェルター(77kg級)とフェザー級のマッチメイク案があります。
吉田の相手については『やりたい』と言ってきている選手も多くて、なんとか契約をクリアできないかという話をしている段階です。吉田に提案しきれないというのが現状です。新たな選手というのは日本人です。24日くらいまでには発表したいですね。
大会に協力してもらっているDREAMさんとの関係もあるので、22日のDREAM前ではなく、後の発表になると思います。中村和裕の相手は、デニス・カーンが有力かと思っています」
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