ASTRA

サラブレッドはASTRAで開花するか！？
天突のサラブレッドたる所以は、主戦場が修斗であること。日本人では五味隆典、川尻達也、石田光洋、廣田瑞人といった修斗を主戦場にしていた男たちが他のプロモーションの70㎏級で活躍。ほかの階級にも修斗が主戦場もしくは修斗出身者といえば、山本“KID”徳郁、青木真也、桜井“マッハ”速人などがいる。天突がサラブレッドと呼べるのは、修斗を主戦場にしていたからだ。プロ修斗で2003年にデビューすると、引き分けを挟んで４連勝。一度つまずき、またも４連勝。その後は負けが先行しているが、敗れたのは判定のみ。07年には廣田瑞人に判定で勝利している。そう、一本負けやKO（TKO）負けを喫しないから天突は“頑丈”なのだ。シャドー練習でパンチを天に向かって打っていたことと、体がホントに頑丈であることから付けられたリングネーム。笑ってしまいそうだが、この頑丈さは笑えない。対戦相手が首をひねることもあるほど、この男は頑丈なり！ なのだ。柔道で鍛えた腰の強さと、「打たれてても構わない」とばかりにガムシャラに前に出るファイトスタイルはASTRAという舞台でも間違いなく受け入れられる！