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ギリシア神話で「星の神」という意味のアストライオス。
ギリシア神話で「星乙女」というアストライアー。
アストライアーが星乙女であるのに対し、アストライオスは星の男という意味を持っています。
2002年8月に国立競技場に集まった約10万人の観客の前で、吉田秀彦は柔道家として総合格闘技のリングに参戦を果たしました。バルセロナオリンピック・柔道78kg級で感動の金メダルを獲得してから、ちょうど10年。
当時、オリンピック柔道金メダリストのプロ総合格闘技への転向は初めてだったこともあり、吉田のデビューは、話題だけでなく、様々な波紋を投げかけたといえるでしょう。
デビュー後もPRIDEを主戦場に名勝負を繰り広げ、2年前からは戦極、そしてDynamite!!で激闘を展開。
そんな吉田がプロ転向8年目を迎える2010年、いよいよプロとしての引退を決意しました。
柔道時代から自分の後継者を育てることに定評があった吉田。
そんな吉田の引退興行として用意された舞台が「アストラ」。ギリシア神話で男の星の神であるアストライオスと星乙女であるアストライアーを掛け合わせ「アストラ」というタイトルは誕生したのです。
星の神様に導かれるかの如く、リングを下りる吉田秀彦。リングを下りて吉田はきっと、星になってこれからの格闘技界を見守っていくことでしょう。
「アストラ」で吉田は引退の花道を飾るものの、格闘技界には輝ける星となるファイターがゴロゴロいるのも事実です。今回の吉田のラストファイトは、そんなこれから輝いていくファイターたちに気持ちを伝える空間でもある。
そんな空間で吉田のメッセージをファイターもファンもしっかりと受け止め、今度は自分たちが輝くことを目指していくことになっていくのです。
ファイターが輝けば、ファンも輝いていく。輝きとはきらめくことですが、「アストラ」はファイターたちが戦いで光ることで、会場にいるファンの熱もうならせ、光らせるようなイベントを目指します。